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広重 名所江戸百景 堀切の花菖蒲

商品NO. A1-90-387
シリーズ 名所江戸百景
タイトル 名所江戸百景 堀切の花菖蒲
作者 広重
年代 安政4(1857)年
状態
トリミング

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優 
サイズ 24×35.5cm
価格 SOLD
タグ

近景に大きく菖蒲の花、花の間に見物の人々の姿を配し、低くおさえた遠景は画面に広がりを見せている。堀切の花菖蒲は、江戸名所の一つとして数えられ、その景観は 広重 を始め、歌川豊国・清親等の錦絵に描かれている。5月頃には瑠璃色・純白・絣など色とりどりの菖蒲の花が人々の目を楽しませたという。クローズアップされた花菖蒲の姿が印象的な一作。 

広重(ひろしげ)
寛政9年(1797)〜安政5年(1858)
浮世絵師。画号に一遊斎・一幽斎・立斎・歌重などがある。豊広の門人で狂歌本の挿絵や 役者絵 を初筆として画業に入る。天保3年、幕府八朔の御馬献上の行列に随行して上洛。その時の印象を翌年『 東海道五十三次 』に結実させて刊行。好評を得て 風景画 家としての道を進む。以後、諸国 名所絵 、江戸 名所絵 の傑作を発表。代表作に『東都名所』『 名所江戸百景 』等がある。

名所江戸百景
浮世絵風景版画の大成者、歌川 広重 。最晩年の安政3年(1856)から同5年(1858)にかけて、その死の直前まで制作を続けた作品が『 名所江戸百景 』である。初代の没後に 二代広重 が手がけた「赤坂桐畑雨中夕けい」、および梅素亭玄魚による目録1図を含めた全120枚からなる。江戸府内と郊外のほとんどの名所を網羅しており、 広重 名所絵 の集大成とも言うべき作品群である。近景のモチーフを極端に拡大する構図が特徴的で、この思い切ったトリミングは、印象主義の画家をはじめ、ゴッホやゴーギャン、ロートレックなど、ヨーロッパの作家たちに多大な刺激を与えたという。