1. Home
  2. 浮世絵
  3. 小林清親
  4. 五本松雨月

小林清親 五本松雨月

zoomup_photo
商品NO. A1-90-550
タイトル 五本松雨月
作者 小林清親
年代 明治13年(1880)
状態
シミ
優 
サイズ 36.5×24.5cm
価格 290,000円(税込)

 現在の東京都江東区を流れる小名木川の北岸には、かつて松の木々が群生していた。「五本松」と呼ばれたそれらは、清親の時代にはほとんど全て枯れてしまったといい、本作品に描かれた松はその最後の一本である。黒一色の描写でありながら、太い幹や大ぶりな枝は堂々たる迫力を放つ。水面を滑る船、夜空をゆっくりと流れる雲、ぬれた道を静かに歩く人物。少ない色数で表された画面が、ある夜の穏やかであたたかい空気を伝える。

小林清親(こばやしきよちか)
弘化4年(1847)〜大正4年(1915)
浮世絵師。別号に方円舎・真生楼などがある。特に師は無く、下岡蓮杖・河鍋 暁斎 に親交し、柴田是真との交流もあった。また明治7年前後にはワーグマンの下で一時洋画を学んだ。洋画の手法を取り入れた新様式の錦絵「光線画」を編み出した。また風刺画も手掛け、後年は肉筆画も多く描いた。

タグ