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大野麦風 大日本魚類画集 ホウボウ

商品NO. A1-91-325-04
シリーズ 大日本魚類画集
タイトル 大日本魚類画集 ホウボウ
作者 大野麦風
年代 昭和14年(1939)
状態 折れ
サイズ 40×28cm
価格 SOLD
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大野麦風(おおのばくふう)
明治21年(1888)〜昭和51年(1976)
画家。長原孝太郎のもとで洋画を学び、白馬会、太平洋画会、光風会などで活躍。その後版画家に転向し、日本各地の魚の生態を色鮮やかに描く版画集「大日本魚類画集」を出版する。同作は、会員を対象に頒布される500部限定の木版画集であったが、昭和12年(1937)から同19年(1944)までに全72点が刊行され、麦風の画業を代表する作品となった。

大日本魚類画集
『大日本魚類画集』は大野麦風が原画を担当し、1937年に西宮書院から出版された。会員制度で頒布されたこの500部限定の木版画集は、1944年まで各回12点、6期に分けて断続的に刊行され、1944年まで合計72点を発行した。鮮やかな魚体の色を木版で表現するために版木を数多く使用し何十にも色を重ねて摺るという「原色木版二百度手摺り」といわれる方法で製作されており、麦風のみならず彫師、摺師の熱意と努力も凝縮されている。