最終更新日 2024/11/22
英山(えいざん) 天明7年(1787)〜慶応3年(1867)浮世絵師。画号に重九斎・児玉屋英山などがある。狩野派の門人であった父英二及び鈴木南嶺に画を学ぶ。文化初頃、初代歌麿の晩年の作風を摂取した独自の甘美な 美人画 を制作し始める。二枚続の掛物絵に全身美人を描く趣向を広めたことでも知られ、菊川派の祖として 英泉 など優れた門人を輩出した。