1. Home
  2. 浮世絵
  3. 水野年方
  4. 三十六佳撰
  5. 三十六佳撰 懸想文 元禄頃婦人

水野年方 三十六佳撰 懸想文 元禄頃婦人

zoomup_photo
商品NO. A1-97-167-02
シリーズ 三十六佳撰
タイトル 三十六佳撰 懸想文 元禄頃婦人
作者 水野年方
年代 明治26年(1893)
状態 シミ,裏打ち
サイズ 24×35.5cm
価格 10,000円(税込)
タグ

水野年方(みずのとしかた)
慶応2年(1866)〜明治41年(1908)
 浮世絵師。別号に応斎・蕉雪などがある。 芳年 の門人で14歳で 芳年 門下に入ったのち、その傍らで山田柳塘に陶器画を学び、その改良に貢献する。更に渡辺省亭の画風も学び、人物のほか風景表現にも独自の様式を確立し、師である 芳年 の激しい作風とは異なり穏やかで気品ある作品を残している。また日本美術院をはじめとする各展覧会にも作品を出品し、 芳年 以後の浮世絵に新風を送る。版画は風俗画、 戦争画 の錦絵が多い。

三十六佳撰
「三十六歌仙」とは、藤原公任撰『三十六人撰』に掲載された和歌の名人36人の総称のことである。「歌仙」は後世に様々なかたちで絵画化された。 年方 による『三十六佳撰』も「歌仙」から題材を得て制作されたもので、古代から江戸時代までの女性36人を時代ごとの風俗描写であらわした作品である。 黒地に桜や藤、楓など、春秋の草花で囲われた色紙型を配置して、その上に序文と目次を記している。