シリーズ詳細情報
新形三十六怪撰 (しんけいさんじゅうろっかせん)
芳年 が最晩年に制作した連作で、古今の物語に想を得てさまざまな怪異を描く。『和漢百物語』などの作品と共通する主題ではあるが、繊細な描線と、優美な色彩によって表された本作は、どこか幻想的な雰囲気をただよわせる。明治22年(1889)に刊行が開始され、完結は同25年(1892)の作家没後であり、後半の作品は下絵をもとに門人が完成させた。
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