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小林清親 柳原夜雨

商品NO. A1-85-202-03
タイトル 柳原夜雨
作者 小林清親
状態 焼け
サイズ 31.4×20.5cm
価格 SOLD
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光線画と呼ばれる独自の画風で明治期に人気を博した最期の浮世絵師、小林清親の一作。  現在の足立区柳原のある雨の夜を描いている。足早に過ぎる人々に人力車の男が声をかける。その足下ではからだを濡らした犬がかまって欲しそうに鳴き声をだしている。 暗闇の中人々は笠をさし前屈みで足下を燈籠で照らし、雨に濡れた地面がその光をわずかに反射する。広々とした道に聞こえてくるのは、ぬかるんだ地面を歩く人々の足音と静かに降り続く雨が笠を叩く音。普段の賑わいとは異なる静かな雨の情景である。 

小林清親(こばやしきよちか)
弘化4年(1847)〜大正4年(1915)
浮世絵師。別号に方円舎・真生楼などがある。特定の師につくことはなかったが、下岡蓮杖、河鍋 暁斎 と親しく、柴田是真との交流もあった。また明治7年(1876)前後にはワーグマンの下で一時洋画を学んだ。洋画の手法を取り入れた新様式の錦絵「光線画」を編み出した。また風刺画も手掛け、後年は肉筆画も多く描いた。