最終更新日 2024/12/11
広重V(ひろしげ) 天保13年(1842)〜明治27年(1894)浮世絵師。画号に、重寅・重政・一立斎などがある。初代 広重 の門人で、初代 広重 、 二代広重 同様、『 東海道五十三次 』の制作も行ったが、作品の中心は開化絵である。発色の鮮やかな紅の合成染料を多用して描かれたその作品は「赤絵」と呼ばれ、明治当時の混乱した空気を今に伝えている。