最終更新日 2024/11/21
川瀬巴水(かわせはすい) 明治16年(1883)〜昭和32年(1957) 新版画 家。糸組物職商人の長男として生まれ、伯父には戯作者の仮名垣魯文がいる。 鏑木清方 の門人で、この時「巴水」の号を授かる。後に渡邊庄三郎と知り合い、更に同門の 伊東深水 の《近江八景》を見て、木版画に興味を持つ。大正7年(1918)には渡邊版画店から塩原三部作を発表し、以後生涯に渡って風景版画を数多く刊行。「 新版画 」の代表的作家として活躍する。