水野年方 三十六佳撰 遊山 享保頃婦人
商品NO. | A1-99-043-03 |
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シリーズ | 三十六佳撰 |
タイトル | 三十六佳撰 遊山 享保頃婦人 |
作者 | 水野年方 |
年代 | 明治26年(1893) |
状態 | シミ |
サイズ | 23×34.5cm |
価格 | SOLD |
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水野年方(みずのとしかた)
慶応2年(1866)〜明治41年(1908)
浮世絵師。別号に応斎・蕉雪などがある。 芳年 の門人で14歳で 芳年 門下に入ったのち、その傍らで山田柳塘に陶器画を学び、その改良に貢献する。更に渡辺省亭の画風も学び、人物のほか風景表現にも独自の様式を確立し、師である 芳年 の激しい作風とは異なり穏やかで気品ある作品を残している。また日本美術院をはじめとする各展覧会にも作品を出品し、 芳年 以後の浮世絵に新風を送る。版画は風俗画、 戦争画 の錦絵が多い。
三十六佳撰
「三十六歌仙」とは、藤原公任撰『三十六人撰』に掲載された和歌の名人36人の総称のことである。「歌仙」は後世に様々なかたちで絵画化された。 年方 による『三十六佳撰』も「歌仙」から題材を得て制作されたもので、古代から江戸時代までの女性36人を時代ごとの風俗描写であらわした作品である。 黒地に桜や藤、楓など、春秋の草花で囲われた色紙型を配置して、その上に序文と目次を記している。