最終更新日 2024/12/06
国政(くにまさ) 安永2年(1773)頃〜文化7年(1810)浮世絵師。画号は一寿斎。 初代豊国 の最初の門人である。役者錦絵を主に制作し、線の濃淡や肥痩、平面的な色面の組み合わせによって、人物の魅力を大胆に表現した。役者を美化するにとどまらないその作風は、師を超える才能とも評されたが、40歳を目前にこの世を去った。