豊国V (国貞) 東海道五十三対 神奈川の驛
商品NO. | A1-97-201-01 |
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シリーズ | 東海道五十三対 |
タイトル | 東海道五十三対 神奈川の驛 |
作者 | 豊国V (国貞) |
年代 | 弘化元年−弘化4年(1844-1847) |
状態 | 穴,シミ,擦れ,破れ |
サイズ | 26×37.5cm |
価格 | 13,000円(税込) |
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豊国V (国貞)(とよくに3( くにさだ))
天明6年(1786)〜元治元年(1864)
浮世絵師。画号に一雄斎・五渡亭・月波楼・琴雷舎・香蝶楼などがある。 初代豊国 の門人で弘化元年(1844)に豊国の号を継ぐ。舞台の興奮が伝わってくるような 役者絵 を描き、「 役者絵 の 国貞 」と呼ばれる。また 美人画 に於いても時代の好みを反映した粋で艶な猫背猪首型の美人を描き、人気の高さはその圧倒的豊富な作画量に象徴される。
東海道五十三対
天保3年(1832)に刊行された『保永堂版 東海道五拾三次 』は、 広重 の浮世絵師としての地位を確立した作品だが、その後 広重 は20点もの東海道シリーズを描いている。その中でも弘化元年から弘化4年(1844-1847)の間、 三代豊国 、 国芳 、 広重 の歌川派三大浮世絵師が制作にあたったシリーズとして『東海道五十三對』は特徴的である。嘉永6年(1853)刊の評判記『江戸寿那古細撰記』の浮世絵師番付に「豊国にかほ(似顔) 国芳 むしや(武者) 広重 めいしよ(名所)」と紹介されているように、この三人の浮世絵師はそれぞれ異なるジャンルの作品で高い人気を得ていた。『東海道五十三對』は風景ではなく、そこに残る伝説や関係する歴史上の人物や物語、名物などが主題となっており、絵師それぞれの特徴をみることができる。