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広重 江戸名所 霞ヶ関の景

商品NO. A1-98-299-03
タイトル 江戸名所 霞ヶ関の景
作者 広重
年代 天保年間後期(1840年代前半)
状態 シミ,折れ
サイズ 37×24.5cm
価格 SOLD
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現在の地下鉄霞ヶ関駅・A1出口付近に立ち、右手に総務省、左手に外務省を見る角度から描く。今の二省庁の位置にかつて建っていたのは、それぞれ松平安芸守の屋敷と松平美濃守の屋敷。「霞ヶ関」という地名は、両屋敷の間の坂を指す言葉であった。当時は坂上からの眺望が非常に良く、江戸湾まで望むことができたという。

広重(ひろしげ)
寛政9年(1797)〜安政5年(1858)
浮世絵師。画号に一遊斎・一幽斎・立斎・歌重などがある。豊広の門人で狂歌本の挿絵や 役者絵 を初筆として画業に入る。天保3年、幕府八朔の御馬献上の行列に随行して上洛。その時の印象を翌年『 東海道五十三次 』に結実させて刊行。好評を得て 風景画 家としての道を進む。以後、諸国 名所絵 、江戸 名所絵 の傑作を発表。代表作に『東都名所』『 名所江戸百景 』等がある。