1. Home
  2. 浮世絵
  3. 広重
  4. 五十三次名所図会
  5. 五十三次名所図会 二十八 袋井

広重 五十三次名所図会 二十八 袋井

zoomup_photo
商品NO. A1-99-300
シリーズ 五十三次名所図会
タイトル 五十三次名所図会 二十八 袋井
作者 広重
年代 安政2年(1855)
状態
価格 200,000円(税込)
タグ

広重(ひろしげ)
寛政9年(1797)〜安政5年(1858)
浮世絵師。画号に一遊斎・一幽斎・立斎・歌重などがある。豊広の門人で狂歌本の挿絵や 役者絵 を初筆として画業に入る。天保3年、幕府八朔の御馬献上の行列に随行して上洛。その時の印象を翌年『 東海道五十三次 』に結実させて刊行。好評を得て 風景画 家としての道を進む。以後、諸国 名所絵 、江戸 名所絵 の傑作を発表。代表作に『東都名所』『 名所江戸百景 』等がある。

五十三次名所図会
天保3年(1832)に刊行された『保永堂版 東海道五拾三次 』は、 広重 の浮世絵師としての地位を確立した作品だが、その後 広重 は20点もの東海道シリーズを描いている。保永堂版のおよそ23年後の安政2年(1855)、 広重 が59歳の時に最後の東海道シリーズとして制作したのが『五十三次名所図会』(一般に竪絵東海道)である。それまでの東海道シリーズとは異なり、大判という大きさの紙を縦に使っており、縦長の画面空間において 広重 は俯瞰構図を多用したほか、中には最晩年の代表作「 名所江戸百景 」へと繋がるような「近像拡大図」(近景のモティーフを大きく描く手法)の萌芽も見られる。