国芳 東海道五十三対 保土ヶ谷
商品NO. | A1-97-100 |
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シリーズ | 東海道五十三対 |
タイトル | 東海道五十三対 保土ヶ谷 |
作者 | 国芳 |
状態 | シミ,擦れ,修復,破れ |
サイズ | 25×37.5cm |
価格 | 30,000円(税込) |
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国芳(くによし)
寛政9年(1797)〜文久元年(1861)
浮世絵師。画号に一勇斎・採芳舎・朝桜楼などがある。江戸日本橋にて染物屋の子として生まれたが、文化末年から 初代豊国 の門人となり、 役者絵 ・挿絵などを描き始める。文政末年より描き始めた錦絵「通俗水滸伝豪傑」シリーズで人気が急騰。以後「 武者絵 の 国芳 」として評判を得る。柴田是真にも学んだとされ、天保期には 洋風 風景画 も手がけるようになり、また 戯画 の豊かな発想から幕末の奇才と呼ばれる。
東海道五十三対
天保3年(1832)に刊行された『保永堂版 東海道五拾三次 』は、 広重 の浮世絵師としての地位を確立した作品だが、その後 広重 は20点もの東海道シリーズを描いている。その中でも弘化元年から弘化4年(1844-1847)の間、 三代豊国 、 国芳 、 広重 の歌川派三大浮世絵師が制作にあたったシリーズとして『東海道五十三對』は特徴的である。嘉永6年(1853)刊の評判記『江戸寿那古細撰記』の浮世絵師番付に「豊国にかほ(似顔) 国芳 むしや(武者) 広重 めいしよ(名所)」と紹介されているように、この三人の浮世絵師はそれぞれ異なるジャンルの作品で高い人気を得ていた。『東海道五十三對』は風景ではなく、そこに残る伝説や関係する歴史上の人物や物語、名物などが主題となっており、絵師それぞれの特徴をみることができる。